こんにちは!
HAPPY JOINT スタッフぼらです!

雨の日はソーラーライトが故障しないか心配ですよね😔
ライトの種類によって、防水性もまちまち…
でも実は「どれくらいの雨なら大丈夫なの?」が、カンタンにわかる『規格』があります🙌
今日はそんな「防水性の規格」の見方について紹介したいと思います!
当店以外の品でも使えるので、ぜひ参考にしてくださいね!

防水性能は「IPコード」という、防水の他にも防塵(チリやホコリの侵入を防ぐ)の性能も表す規格で表されます!
例として「IP54」みたいに書かれています✍️
電子製品に幅広く使われているため、見たことがある方も多いのではと思います!

 

IPコードの読み方

それでは実際に読み方を見ていきます👀

「IP54」と大きく記載。5には赤色で防塵等級、4には水色で防水等級を示している。

IPコードは「IP」の後に2つの数字が続きます
前の数字は「砂やホコリにどれだけ耐えられるか?(防塵性能)」のレベル🧹
後ろの数字は「雨や水没にどれだけ耐えられるか?(防水性能)」のレベルを表しています🌧️

例えば「IP54」の場合、ランク5の防塵性能とランク4の防水性能を持っていることになるんです!

防水だけといった片方のみ表すときは「IPX4」みたいに、無い方を「X(エックス)」と書いて省略します✍
(下の表でも使用します!)

 

等級について

では、次に等級ごとにどれだけ防ぐ力があるのかを表で見ていきます!

 

防塵性能🧹

等級 保護の程度 テスト方法
IP0X 保護なし テストなし
IP1X 手の接近からの保護 直径50mm以上の固形物体(手など)が内部に侵入しない
IP2X 指の接近からの保護 直径12mm以上の固形物体(指など)が内部に侵入しない
IP3X 工具の先端からの保護 直径2.5mm以上の工具先端や固形物体が内部に侵入しない
IP4X ワイヤーなどからの保護 直径1.0mm以上のワイヤーや固形物体が内部に侵入しない
IP5X 粉塵からの保護 機器の正常な作動に支障をきたしたり、安全を損なう程の料の粉塵が内部に侵入しない
IP6X 完全な防塵構造 粉塵の侵入が完全に防護されている

 

防塵性能ではIP5X以上で粉塵を防ぐことができます。なので、ソーラーライトを土や砂などの地面に直接置くときはIP5X以上が目安となります!
ポールタイプなどライト部分が上についているものは地面に直接触れないので、IP4Xのものも多く見かけます👀

 

防水性能🌧️

等級 保護の程度 テスト方法
IPX0 水の浸入に対して特には保護されていない テストなし
IPX1 垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない 200mmの高さより3〜5mm/分の水滴、10分
IPX2 垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない 200mmの高さより15°の範囲3〜5mm/分の水滴、10分
IPX3 垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない 200mmの高さより60°の範囲10ℓ/分の放水、10分
IPX4 いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない
(水やりや小雨から守る)
300〜500mmの高さより全方向に10ℓ/分の放水、10分
IPX5 いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない
(直接当てるシャワー、雨から守る)
3mの距離から全方向に12.5ℓ/分・30kpaの噴流水、3分間
IPX6 いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない
(強い雨から守る)
3mの距離から全方向に100ℓ/分・100kpaの噴流水、3分間
IPX7 規程の圧力、時間で水中に沒しても水が浸入しない
(水の中に入っても一定時間守る)
水面下・15㎝〜1m、30分間
IPX8 水面下での使用が可能
(水の中に入っても一定時間守る)
メーカーと機器の使用者間の取り決めによる
※ IPX7以上の条件でメーカー独自の規定

 

()内は当店独自でソーラーライトをテストしたときの目安になります!

雨が降っても大丈夫の目安としてだいたいIPX4以上になります。私が見ている範囲ですと、ほとんどのソーラーライトはIPX4以上ある印象です👀
ただ、大雨になってくると、IPX4は避難させたほうが安心です🥺

IPX7,8の等級では水没に対応していて、水たまりができる場所にも置きやすいです👏
ただ、テストでは30分など長時間水につけているわけではないので、大きい水たまりや水はけの悪い場所では注意が必要です😳

IPX8は、IPX7以上の条件ではあるものの、メーカーごとでの基準になるため、製品やメーカーごとに防水性能に違いが出てきます。なので、違いを把握するためにも注意書きを確認するのがおすすめです🤔

 

高い等級でも下の等級を兼ねていない場合も!

注意点として、上の等級で合格していても下の等級のテストをしていないことがあります😮
IPX1~6とIPX7~8はテスト内容が違うので、水中で大丈夫のIPX8を取っていても、IPX6レベルの強い噴流水には対応していない場合も
製品にもよりますが、水中も噴流水にも耐えられるときは「IPX5/IPX8」のように2つ書くこともあるみたいですので、チェックしてみてください👀

また、テストで使われている水は常温の水道水を使用しているとのこと!
実際に使用するとなると高温や水蒸気など、どうしてもテスト環境とは別の状態が起こりやすいと思います。なので、設置する場所がどのような環境なのかも確認して選ぶこともソーラーライトを長持ちさせるひとつのコツになるのではと思います🤔

 

さらに詳しく知りたい方へ

もっと詳しくIPコードについて知りたい方は以下のサイトもおすすめです!ぜひご覧ください👀

https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20200630_02
https://www.imrcry.jp/blog/poe/407/

 

最後までお読みいただきありがとうございました!!